サボリ筋トレーニング(関節トレーニング・JTAフラッシュリプロ療法)における
サボリ筋・ガンバリ筋についてお話をします。
ヒトは、
立つ・座る・しゃがむ・歩く・走る・ものを持ち上げる、ボールを投げる
などの動作を行うとき、関節や筋肉を動かします。
その際に、関節まわりの筋肉をバランスよく使えればいいのですが、
特定の筋肉を集中的に使う傾向があります。
別の言い方をすると、あまり使われない筋肉があります。
よく使う筋肉は、太く、硬くなり、筋肉の長さが短くなります。
あまり使われない筋肉は、細く、柔らかく、筋肉の長さが長くなります。
その状態を放置すると、
本来の関節の動きができなくなり、
筋肉や関節の痛みや運動の能力(パフォーマンス)が低下する場合があります。
サボリ筋トレーニング(関節トレーニング・JTAフラッシュリプロ療法)の開発者、
笹川大瑛(ささかわ・ひろひで)先生は、
よく使う筋肉をガンバリ筋
あまり使われない筋肉はサボリ筋と名付けました。
また、サボリ筋を動かすトレーニングすることで、
ガンバリ筋の負担を和らぎ、本来の関節の動きを取り戻していきます。
結果として、
筋肉や関節の痛みが和らいだり、
運動の能力が良くなる場合があります。
サボリ筋は全部で12か所で以下の筋肉です。
- 手首の筋肉
橈側手根屈筋 と 尺側手根屈筋 - 肩の筋肉
肩甲下筋 と 上腕三頭筋 - 肩甲骨の筋肉
前鋸筋 と 菱形筋 - 腰の筋肉
腸腰筋 と 多裂筋(腹横筋) - 膝の筋肉
内側ハムストリング と 内転筋 - 足首の筋肉
後脛骨筋 と 腓骨筋
別のページで12の筋肉について詳しくお話をしていきたいと思います。