動的インソールと静的インソール
宮城県仙台市 足と靴のお悩み相談所(オーダーメイドインソールの作成と整体)
インソール工房「直」の原田です。
今日は、動的インソールと静的インソールについてのお話をします。
ここでお話しする動的インソールと静的インソールは
動的インソール…歩く、走る、ステップなどの動きをみながら、インソールを調整する
静的インソール…立った状態でインソールを調整する
のことをいいます。
静的なインソールの多くは、(私の知っている範囲では)
- 立った状態での足圧分布をもとに作る方法
(踵の傾きが中間に近い状態でインソールを調整する) - 足が地面から浮いている状態で作る方法
- 足の型を取って作る方法
などいろいろあります。
静的なインソールを作ってもらった方で
「足のトラブルがあまり変わらない(良くならない)」という声をたまに聞こえます。
歩いたり、走ったりする時、
足が地面についている時、足は大きくなり
足が空中にある時、足は小さくなります。
足と靴のトラブルは、
足が地面に接地している時に起きることはほとんどです。
静的なインソールは、
足が地面に接地している状態で作るのでトラブルが発生している状況で作成されています。
動的なインソールは、
実際に歩いている状況を見ながら、作成していきます。
歩く際のバランスが整うよう、ゴム状のパッドを足したり、削ったりしながら、微調整します。
高度な技術を要するため、一定の経験が必要です。
したがって、世の中にはあまり普及していないのが現状です。
私の知っている範囲で、動的インソールは、入谷式足底板、DSIS・DYMOCOインソール、FOISの3つです。
いずれも開発者は、日本の理学療法士の方です。
病院や整形外科のクリニックで作成しているとこはありますが、限られています。
インソール工房「直」で作成するインソールは、DSIS・DYMOCOインソールです。
歩行バランスを見て作成します。
さらには、普段はいている靴を見たり、足のサイズを計測したり、足圧測定などから、
足のトラブルに至った原因を特定していきます。
「いろいろインソールを試してきたけれど、満足できない。何も変わらない」方はぜひ下のボタンからご相談ください。
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